愛知県安城市の眼科
ほった眼科クリニック 白内障 日帰り手術
0566-91-2121
安城市横山町横山45-5
最新の眼科診療を患者様にご提供
HOTTA EYE CLINIC
診療案内・施設案内
当院で行う主な検査
日帰り手術
院長プロフィール
当院へのアクセス
主な病気・治療
白内障
極小切開白内障手術
糖尿病性網膜症
斜視・斜視訓練
弱視
診療時間
9:00AM~12:00PM
3:30PM~6:30PM
【休診日】
水曜日午後 土曜日午後 日曜・祝日
※水曜午前は、手術・検査予約のみ
ほった眼科クリニック
眼科診療・白内障手術
コンタクトレンズ取扱
安城市横山町横山45-5
0566-91-2121
刈谷市,高浜市,西尾市,碧南市,知立市からも便利です。
糖尿病の合併症
日本国内の糖尿病有病者と糖尿病予備群はいずれも約1,000万人と推計されています(厚生労働省が平成28年10~11月に実施した「国民健康・栄養調査」より)。
糖尿病で血糖の高い状態がつづくと、全身にさまざまな合併症を引き起こします。合併症はとくに腎臓や神経、そして眼に現れることが多く、これらは3大合併症といわれます。
眼の合併症は、糖尿病と診断されたときから定期的な眼科の検査を受け、糖尿病と眼科の適切な治療を続けていれば、確実に防げます。 糖尿病の合併症により、失明してしまうケースもありますので、早期に正しい治療を受けてください。
糖尿病網膜症の原因
眼の奥の方には網膜という神経の膜があり、多くの毛細血管があります。
網膜は、瞳から入った光の明暗や色を感知する役割をもっていて、ものを見るために大変重要なところです。糖尿病の患者さんの血液は、糖が多く固まりやすい状態になっているため、網膜の毛細血管を詰まらせたり、血管の壁に負担をかけて、眼底出血をしたりします。そのため、血液の流れが悪くなり、網膜に酸素や栄養素が不足し、これが糖尿病網膜症の原因となります。進行した場合には、硝子体で大出血が起こり、失明に至る場合もあります。
糖尿病網膜症の進行
糖尿病網膜症になったからといって、すぐに失明するわけではありません。
網膜の状態などから3段階に分けられます。最初の2段階ではほとんど自覚症状がないため、自分で気づくことは難しいと思われます。そのためにも、眼科で定期的な検査を受けることが大切となってきます。
単純網膜症
(自覚症状:なし)
網膜の毛細血管がもろくなる
点状および斑状出血
毛細血管瘤
硬性白斑(脂肪・たんぱく質の沈着)
軟性白斑(血管が詰まってくる)
増殖前網膜症
(自覚症状:なし)
軟性白斑が多く見られる
血管が詰まり、酸素欠乏になった部分が見られる
静脈が異常にはれて毛細血管の形が不規則になる
造影剤検査
レーザー治療をおこなう
増殖網膜症
(視力が極端に低下、黒いものがちらつく、ぶれてみえる)
新生血管が硝子体に見られる
硝子体出血
増殖膜の出現
網膜剥離
失明に至ることもあります
入院手術が必要です。
糖尿病網膜症の治療・手術
増殖前網膜症
レーザー光凝固術
新生血管が増えないようレーザー治療します。外来で治療可能です。
増殖網膜症
硝子体手術(下図)
糖尿病網膜症で失明しないために
自覚症状がおこりにくい病気ですが、起こってからでは遅いのです。
糖尿病といわれたら、必ず眼科で検査を受ける(精密眼底検査を行います)
血糖コントロールをつづける(治療の基本です)
定期的に眼科検査をうける(適切な治療を適切な時期に受けることができます)